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好きな音楽について語ります。

Mike Lundy 「The Rhythm of Life/Tropic lightning(7")」

MIKE LUNDY / マイク・ランディ / RHYTHM OF LIFE / TROPIC LIGHTNING (7")

 今年の3月に旅行でハワイに行ってきました。最高でした。ワイキキ周辺に滞在したのですが、道行く人、全てがリラックスしていて、ハワイで過ごす時間をそれぞれ楽しんでいて…それがとても素敵でしたね。
 
 そんなハワイで1980年に発表されたとあるアルバムから、今年表題曲が7inchでリイシューされました。それがMike Lundy 「The Rhythm of Life/Tropic lightning(7")」。リイシューしたのはAloha got soulというレーベル。ロジャー・ボンさんという27歳の方がやってるそうです。ロジャーさんはオアフ島出身のDJ/ブロガーで、DJ MUROのハワイアンブレイクスを聴いて衝撃を受けて以来、ハワイのソウル、ファンクの虜となり、情報交換の場としてブログを始め、大きな反響があり、こんなにハワイの音楽求めてくれる人いるんだ、じゃあ俺がレコードリイシューしたる、って経緯でレーベルを立ち上げたそうな。
 
 で、今回の7inch。A面The Rhythm of Lifeはファンキーなベースラインにソウルフルなボーカルが乗っているのですが、エモーショナルになりすぎず、どこかクールな気もして。そこが気に入ってます。じわじわ熱くなる感じね。
 B面Tropic lightningは落ち着いたスローなナンバー。ハワイで見た夜の浜辺に照らされるヤシの木を思い出しました。
  2曲とも管楽器が入ってないのがいいです。余計な物を削ぎ落としてて、かっこいい。
 こんなファンキーで熱のある素晴らしい楽曲が、小さな南国ハワイで生まれていたなんて驚きですね。恐るべしハワイ。ちなみにアルバムのクオリティーを上げるために製作費の大部分をつぎ込んだため、プロモーションに使うお金が残らなかったそうです。そのエピソードからもMike Lundyの絶対いい音楽作ってやる、という気概がうかがえていいですね。
 
 
 
という訳で、この音楽を発掘してくれたDJ MUROさんロジャー・ボンさんありがとう。そしてもちろんMike Lundyさんも。マハロFromジャパン。
また、アルバムもつい先日発売されたみたいなんでみなさんよかったらきいてみてください。